加世田病院トップ > お知らせ一覧 > 記事タイトル

病院紹介 Hospital Introduction

加世田病院は、薬学生 実習受入の医療機関です。

2018年06月13日
薬剤師という仕事の大きなやりがいは、患者さんと薬の架け橋になれることです。
薬局で働く薬剤師は、薬を処方するときに必ず患者さんに薬について説明することになっています。その薬がどんな効用のあるのか、どのように服用すれば良いのか、どんな副作用が考えられるかを丁寧に説明して患者さんに理解してもらうのです。
この説明によって患者さん自身が薬の正しい知識を持つことで、確実な服用につながります。
何度も薬局を訪れる患者さんが、自分の手渡す薬によって症状が改善していくのを見ると、薬剤師は治療をサポートしている喜びを感じることができるのです。
最近では、医療現場での「インフォームドコンセント(患者さんが医師から十分な説明を受けた上で治療方針に合意すること)」が重視され始めたことや、インターネットの普及で一般人でも簡単に医薬品の情報を調べられるようになったことから、自分の使っている薬に関心をもつ患者さんも増えてきました。
薬を手渡されるとき、薬剤師に積極的に質問してくる人も多いのです。
こうした患者さんに対して、わかりやすい説明ができて「あなたに聞いて良かった!」と言ってもらえたときにも、やりがいを感じることができます。薬剤師は、患者さんと薬の架け橋として欠かすことのできない存在なのです。

加世田病院では、薬剤師の育成を行い、地域医療に貢献しています。