脳神経外科
- 頭痛
- 物忘れ
- めまい
- 脳卒中
- 頭部外傷
- 顔面の痙攣、麻痺
脳血管障害など救急の診療等まで積極的に取り組んでいます。
診療体制
24時間体制で日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医などが救急患者の受け入れを行っています。
血栓溶解療法(t-PA)に対応できる専門施設になっています。
又、日本脳神経外科学会認定専門医研修施設にもなっています。
対象疾患
- 脳血管障害(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、もやもや病、脳動静脈奇形ほか)
- 感染症疾患(脳膿瘍、脳髄膜炎ほか)
- 頭部外傷(急性硬膜下血腫、慢性硬膜下血腫、脳挫傷ほか)
- 脳腫瘍(髄膜腫、下垂体腺腫、転移性脳腫瘍、聴神経腫瘍ほか)
- 脳変性疾患(アルツハイマー病ほか)
- その他(てんかんほか)
主な検査
- MRI、CTによる頭部画像検査
- 超音波による頚動脈検査
- 頭部血管用X線バイプレーン撮影装置による脳血管造影検査(県内5ヶ所 2014年12月現在)
- 脳波検査
- 髄液検査
- ABI(血圧脈波)検査
- MRIによるVSRAD解析検査(早期アルツハイマー型認知症診断支援システム)
- 重心動揺解析計
主な治療
脳動脈瘤(くも膜下出血)
- クリッピング術(頭を開く手術)とコイル塞栓術(頭を開かない手術)を状況に合わせて選択します。
急性脳梗塞
-
発症4.5時間以内であれば、アルテプラーゼというお薬を注射する血栓溶解療法(t-PA療法)を行うことができます。
また、カテーテルを使った血栓溶解術にも対応できるように、平成25年5月に頭部血管用X線バイプレーン撮影装置を導入いたしました。
以上のように、お薬を使った治療からカテーテルを使った治療、そして頭を開く手術まで広い適応能力を持っております。
手術実績
平成23年度 | 平成24年度 | 平成25年度 | 平成26年度 | 平成27年度 | |
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開頭血腫除去術 | 5 | 5 | 6 | 9 | 6 |
慢性硬膜下血腫洗浄ドレナージ | 39 | 34 | 37 | 37 | 37 |
定位的血腫吸引術 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
開頭腫瘍摘出術 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
水頭症手術 | 9 | 11 | 9 | 9 | 8 |
脳動脈瘤クリッピング術 | 15 | 10 | 11 | 7 | 7 |
脳動脈瘤コイル塞栓術 | 5 | 7 | 7 | 13 | 12 |
頸動脈ステント留置 | 4 | 2 | 2 | 5 | 6 |
その他 | 22 | 11 | 8 | 14 | 9 |